普通救命講習Ⅰ

東北営業所の福永です。

先日、黒川消防署で普通救命講習会Ⅰを受講してきました。

講習の内容はガイドライン2020に沿った心肺蘇生法やAEDの使用方法、気道異物の除去、止血法となっていました。

救命処置には2種類あり、第一救命処置と第二救命処置があります。医療従事者ではない方は第一救命処置しか行えませんが救急隊が来るまでにこの処置を行うことで行わなかった場合と比べて1か月後の社会復帰が2.4倍も高いことが数値として出ています。このことから、傷病者の命を救うためには、その場に居合わせたときには救命処置がいかに大切なことなのかがわかります。

今回の講習では実技講習もあり、講師の方に説明をしていただきながら実際の状況を想定して訓練用のマネキンとAEDを使用しながら訓練させていただきました。

AEDの使用方法を理解していても設置場所がわからないとどうしようもできないので日頃からAEDの設置場所を把握しておくことが大切なことだと思いました。

そして、周りに助けを求める時は大勢の人に助けを求めるのではなく、個人に呼びかけを行うことが大切なことだと学びました。

これから厳しい寒さに向かっていきますのでまずは急病者とならないよう運動を行う際は準備運動を欠かさず行いましょう!

そして、自分自身この講習を活かして救急事例に居合わせた際には適切な応急処置が出来るようにしていきたいと思います。