『給料?給与?』
本社三池です。早いもので、今年も残すところ3ヶ月半を切りました。1年が本当に早いと感じます。 毎月20日前後は、本社経理担当は各営業所から上がってきた給与関係の書類の集計と入力でてんやわんやしております。給料日にきちんと振り込まれるには、銀行の送金の手配の期日が決められており、間に合わせる為に頑張って頂いております。感謝です。
ところで、よくお給料とか給料日という言葉を使いますが、「給料」と「給与」は意味が違います。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、毎月給料日に銀行振り込みで1カ月分の給料が支払われますよね。しかし、実はこれがすでに「給料」ではなく「給与」なのです。
「給料」とは、会社から支払われる金額から、残業代や各種手当などを引いたもの。つまり「基本給」のことを指します。
残業代や、福利厚生による手当が付いている場合、給料日に支払われるお金は「給与」、そのうちの基本給のことだけを「給料」と言うのです。
所得税法28条では、「給与」について明確に定められています。
「給与所得とは、俸給、給料、賃金、歳費収び賞与並びにこれらの性質を有する給与に係る所得をいう」
何気なく使っている言葉でも言葉の意味が全く違うなんて日本語って難しいですね。(これも、むつかしい?むづかしい?むずかしい?)