今年もやります

 こんにちは、東北営業所の庄司です。

夏が終わったようで、秋がやっときてくれました。朝晩ほどよく涼しくなり、やっと寝心地よくなってきましたね。

 お待たせしました、久しぶりの更新です。

 東北営業所では毎年20名ほどのドライバーさんを選出し、健康起因事故防止の対策として睡眠時無呼吸症候群(SAS)のスクリーニング検査を実施しています。

では、少し「睡眠時無呼吸症候群」についてお話します。睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が一時的に止まる病気です。呼吸が止まる回数や時間によって、軽度から重度までの程度があります。無呼吸症候群は、睡眠の質を低下させるだけでなく、心臓や脳にも悪影響を与える可能性があります。

(手のモデルは福永さんです)

 無呼吸症候群の主な原因は、肥満や喉の構造などで、空気の通り道が狭くなってしまうことです。無呼吸症候群の症状としては、いびき、日中の眠気、頭痛、イライラなどがあります。運転を職業とする場合には、日中の強い眠気があると事故のリスクが高まり重大な問題となります。

 睡眠時の呼吸が原因と分かっていますが、この病気の大きな特徴として、軽症や重症にかかわらず本人は無自覚なことがほとんどだそうです。スクリーニング検査はその治療が必要なひとを探す初歩の初歩なのです。普段から睡眠時間の短いドライバーさんたちに、検査をお願いするのは心苦しいところもありますが、ご協力をお願いしております。

 スクリーニング検査は全日本トラック協会さま・宮城県トラック協会さまの助成金を活用し、トラックドライバーさんの睡眠の質を検査し、安全性向上と健康増進に努めてまいります。

「この世から悲しい事故が1件でも減らせますように…」