『夏バテ対策』
本社三池です。皆さん夏バテしてませんか?夏バテとは、夏の暑さに身体が順応出来ずに現れる様々な症状を総称して、夏バテと呼んでいます。体温が上昇すると、発汗等で体温を下げようとします。夏は、多量の汗をかきやすく、水分に加えてナトリウムやミネラルなど、身体の調子を整える栄養素も一緒に排出され、体内バランスが崩れてしまいます。その結果、体力を消耗し、夏バテを引き起します。
さて、今年の7月30日(日)は何の日がご存じですか? 正解は、「土用の丑の日」です。毎年夏の「土用の丑の日」には、夏バテ解消の為に鰻を食べるという風習が有りますが、 この風習、実は江戸時代に始まったものだそうです。色々と説は有るそうですが、「商売がうまく行かない鰻屋が、夏に売れない鰻を何とか売るため源内の元に相談に赴いた。源内は、「本日丑の日」と書いて店先に貼る事を勧めた。すると、その鰻屋は大繁盛した。その後、他の鰻屋もそれを真似る様になり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着した」との事。又、一説によれば「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という風習があったとされ、鰻以外には瓜、梅干、うどん、うさぎ、馬肉、牛肉などを食する習慣もあったそうです。 鰻の調理法で言えば関西の鰻の開き方は、「腹開き」で、これは商いで栄えた大阪ならではの文化で、商人同士の「お互い腹を割って話そう」という心意気が、鰻の開き方にも表れたとされています。逆に関東の鰻の開き方は「背開き」で、こちらは、武士の世界として栄えた歴史の流れが汲まれており、武士にとって、「腹開き」は切腹を連想させる事から敬遠されたとの事。 さらに焼いた後、食べるまでの仕上げの工程にも違いがあり、ポイントは「蒸すか、蒸さないか」だそうです。
関西風では、焼き時間が長く、これは、蒸す工程が無い為です。又、関西風では、ご飯とご飯の間にうなぎの挟む為、結果としてごはんで蒸す工程の代わりになると考えられています。長く焼くことで、パリッとした食感が楽しめる仕上がりになるとの事。
関東風では、焼き時間が短く「蒸す」という仕上げ方をします。
蒸すことで、脂がしっかりと落ち、皮が箸で裂けるほど柔らかくなります。
蒸すことで、トロっとした食感が楽しめる仕上がりになるとの事。
鰻の開き方、焼き方は、関西と関東で大きく違うのですね。
関西風では「パリふわ」が、関東風では「トロふわ」皆様の好みはどちらの鰻でしょう?